電話交換機の着信方式:ダイレクトライン方式とは


先日紹介したダイレクトインライン方式と混同しそうですが今日のはダイレクトライン方式です。

今回紹介するダイレクトライン方式とは、ベンダーによって呼び方が異なる場合が多くて、「釦着信方式」って呼んだりする場合もあるんですけど、要は電話着信した折に、一台の電話機に着信するのではなく、複数台の電話機に設定された着信釦に着信させる方式です。

ダイレクトインライン方式の場合は1つの電話番号に対して1台の電話機しか着信させないので、応答する人は毎回同じになってしまいますが、このダイレクトライン方式ですと複数の電話機に着信させることができるので、オフィスの誰でもが応答することができるようになります。

例えば、会社に「営業部」「購買部」「総務部」などの部署があって、それぞれの部署に受付嬢が専属で赴任されている場合ならともかく、多くの会社組織では自分の部署にかかってきた電話は在席している人が皆電話を取らなくてはならないと思います。
そこで、ダイレクトインライン方式のように1台の電話機にしか着信しないのであれば、電話の近くに座っていない人が応答するのが大変です。

そこで、ダイレクトライン方式の場合は複数台の電話機に着信させる事が可能なので、誰でもが電話に応答することができます。

また、先程の例のように複数部署がそれぞれ電話番号を所有している場合などは、電話機にそれぞれの部署の電話番号に対応したボタンを設定しておけば、営業部の人が購買部にかかってきた電話も総務部にかかってきた電話であっても応答することが可能になりますね。

それに、応答する人がどの回線を補足するのかを自分で指定できるので営業部と購買部に同時に電話がかかってきたときなどは自分でどちらの電話に応答するのかを釦で指定することができますし、逆に電話を発信したい場合も好きな回線を選択して発信できることもダイレクトライン方式の特徴の一つです。

例えば、普段は外線発信時に「03-0000-1111」を番号通知しているけど特定の相手の場合だけ「03-0000-2222」を通知したいなどといった選択をすることもできます。

よくある使い方としては、普段は発信者番号非通知で電話を発信しているけど、電話の相手先が携帯電話の場合は特定の番号を通知したい・・・
なんてときに利用できる方式ですね。

このような運用方式を「ダイレクトライン方式」と呼んだり「釦着信方式(発信方式)」などと呼ばれます。



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