今日はLAPDの問題を紹介しつつ、多少の愚痴は目をつぶってもらう事にしようと思う


多重

今日の伝送交換電気通信主任技術者の勉強のネタはISDN関連の問題から、「LAPDのフレーム多重」についての問題を紹介します。

LAPDは何の略かと申しますと、”Link Access Procedure on the D-channel”となってまして、その名の通りISDNのDチャネルのプロトコル(レイヤ2)であり、HDLC手順の下位互換とされているように用語や志向などはHDLCに多少近いものがあります。
(あくまで「多少」ですよ)

アナログの世界にドップリと使ってしまうと、ISDNの回線って単純に音声通信であれば2回線の通話が可能で、データ通信であれば64kbit/s + 64kbit/s程度にしか感じなくなってしまいがちですけどISDN回線を利用してPMP接続する場合であっても、これは多重化の一つなんですよね・・・

本当に忘れてしまいがちです。

さて

このブログでは何度も何度も何度もしつこく「ISDNは廃れていない」と繰り返し申しておりますが、今日も声を大にして言っておきたいと思います。

ISDNの技術は交換の世界では現役ですよ!!!

ふぅ

そんな個人的な叫びはともかく、早速今日の問題を見てみましょう。

前述しましたけど、今日の過去問はLAPD関連の問題を紹介しておりまして、PMPやSAPIについての記述に関しての正誤を判断して答えるタイプの問題です。

それでは今日の電気通信主任技術者のネタはコチラ↓↓

LAPDのフレーム多重
問題文章 ワンポイント
LAPDにおいては、一つの物理インタフェース上に、同時に複数の論理リンクを確立して、各リンクで独立した情報転送が可能である。 この文章は正しいよ

※LAPBは1対1だったけど、LAPDではポイントツーマルチポイントが可能になった。

複数の論理リンクは、サービスアクセスポイント識別子(SAPI)及び端末終端識別子(TEI)で識別される。 この文章は正しいよ

その通りです。ね?

SAPIは、Dチャネル上の情報が呼制御信号化パケット情報か等の識別に用いられ、SAPI値が“0”のときは、呼制御信号を示す。 この文章も正しいですよ

※SAPIの値は下記の通り
 SAPI= 0:呼制御手順
 SAPI=16:パケット通信手順
 SAPI=63:レイヤ2マネジメント手順

網から複数の端末に送付されたフレームのTEI値が、各端末に割り当てられたTEI値と異なるときは端末で無視され、TEI値が“0”のときは、すべての端末がフレームを取り込む。 この文章が誤りなのです

※TEIの値は下記の通り
 TEI=0~63:回線契約とかに「非自動設定用」として割り当てられる。
 TEI=64~126:「自動設定用」で、端末がTEIを要求するとネットワークが自動的に割り当てる
 TEI=127:バス配線上に一斉に着信させる

さて、いかがでしたか?

今頃になって、自分自身がPMPって連呼していることに気付きましたがPMPはポイントツーマルチポイントの略で、ありがちな例で言ってみるとISDNの場合DSUからのバス配線などもPMPなワケです。

ISDNの通信で、キャリアとの契約によってポイントツーマルチポイントとポイントツーポイントの選択が出来るようになっているんですけど、実は接続するベンダー機器によってはポイントツーマルチポイントの回線を接続できない機器があったり、またその逆があったりするので機器構成の仕事をやっていると結構悩まされるポイントでもあるんですよね・・・

まぁ要は機器にマッチした回線を準備できれば何の問題も無いはずなんですけど、現実の現場構築において正しく契約申請したはずなのに違う接続の回線が手配されていたり、逆に正しく準備された網回線に対してベンダー側の機器がマッチしない機器を手配されたりと苦労は絶えないものです。

なんとなく一般ユーザであれば、「キャリアのやることに間違いは無い」といったイメージをもたれるようなのですが、キャリアの人間もベンダーの人間も構築する我々もいずれも「人間」であることには違いないのですから、やはりたまには間違いがあるものなんですよね・・・

さて、

そんな愚痴はさておき今日はこの辺で・・・



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