
即時式完全線群における呼量についての問題だがその前に余計なお話を少々・・・ね?
今日の電気通信主任技術者の過去問のお勉強はトラヒック関連の問題から即時式完全線群における呼量についての問題をご紹介・・・
・・・の前に!
今、皆さんに御覧頂いているサイト「電気通信主任技術者のススメ」ではこれから試験勉強をする人や、すでに勉強を始めている人へ生き抜き兼お勉強として軽く読めるコンテンツや暗記のサポートになるようなコンテンツをイロイロと掲載しているんですけど、このサイトを運営している本人としては広く皆さんにオススメしたいコンテンツが不人気だったりして少々へこむことがあります。
それは、当サイトの右サイドバーにも紹介してるんですけど【法規タイピング改】ってコンテンツでして、電気通信主任技術者の受験勉強の中で法規科目の暗記を苦手とする方も多いだろうと思って用意したコンテンツなんですけど・・・コレが全く人気が無いのです!!
まぁ、結構独りよがりな部分も多いので強くオススメしたりは出来ないんだけど、もし法規科目の暗記が苦手で・・・なんて方は一度お試しくださいな。
もしかしたら、少しくらいは暗記の役に立てるかもしれませんよ♪
さて
余計は話はさておき、今日の本題に戻りますがトラヒック関連の問題から即時式完全線群における呼量についてでしたね。
まず、問題を見てみる前に即時式完全線群って何だろう?って説明から始めますと「即時式」の交換線群は入り回線に生起した呼は接続可能な状態であればすぐさま出回線に接続され、接続できない場合はBusyや損失となります。
「完全線群」の方はといいますと、上記の出回線が空いている状態であれば必ず接続される構成で、逆に「不完全線群」であれば出回線が空いていても繋がらない場合がある交換線群をいいます。
こうやって、「即時式」と「完全線群」の2つの単語を合体させれば自ずと「即時式完全線群」って何だろう?ってのが解るんじゃないかな。
今日はそんな即時式完全線群において関連する用語の記述についての正誤を判断するタイプの問題になっておりますが、正直なところトラヒック用語は冷静に理解して判断するよりも単語を片っ端から暗記しておくのが吉かと思っております。
下記に過去に出題された問題を紹介しておりますが、表の左側列が過去問として主題された問題で、右側列がちょっとしたポイントになってますから、あまり難しく考えないで、丸暗記するつもりでサラっと読んでくださいな。
それでは今日の問題はコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
生起呼量は加えられた呼量ともいわれ、平均保留時間の間に、すべての入線に実際に生起する平均呼数で表される。 | この文章は正しいよ
☆生起呼量=加えられた呼量 ☆すべての入線に実際に生起する平均呼数 ☆加えられた呼量=平均保留時間に生起する平均呼数 |
そ通呼量は運ばれた呼量ともいわれ、入線の最大同時接続数で表される。 | この文章は誤りですね
●そ通呼量は、運ばれた呼量ともいわれ、入線の平均同時接続数で表される。 ※「そ通呼量」っていってんだから、どれだけ「そ通」できたかってことでしょ? |
そ通呼量は、1時間中の出線の平均保留時間で表される。 | この文章も誤りです
●そ通呼量は、1時間中の出線の保留時間の総和で表される。 ※このあたりって覚えづらい。。。 |
ランダム呼では、一般に、生起呼量よりもそ通呼量が大きくなる。 | この文章は誤りですな
●ランダム呼では、一般に、生起呼量よりもそ通呼量が小さくなる。 まぁ、なんとなくそうかな。。。 |
さて、いかがでしたか?
トラヒックの問題をクリアしていく上でポイントとなる記述がいくつか出てきましたが、本日の重要なポイントを下記に列挙しますね。
- 生起呼量=加えられた呼量(すべての入線に実際に生起する平均呼数)
- 加えられた呼量=平均保留時間に生起する平均呼数
- そ通呼量=運ばれた呼量(入線の平均同時接続数)、1時間中の出線の保留時間の総和
- ランダム呼=一般に生起呼量よりもそ通呼量が小さくなる
「え?なんで?」と言いたくなる部分はあるかと思いますけど、勉強を進めていく上ではあまり深く考えないで丸暗記していくほうが効率的ですね。
特にトラヒック関連の問題は時代が進むにつれて新しい技術が広がるような類のものではありませんので、過去に出題されたものが繰り返し出題されていく傾向にありますからね。
(若しくは淘汰されるかですが・・・)
それでは、今日はこの辺で。
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