どうしてもISDNのネタをやりたかったので、信号ユニットのISDNユーザ部(ISUP)におけるラベルの問題


どうしてもISDNのネタをやりたかったので、信号ユニットのISDNユーザ部(ISUP)におけるラベルの問題

今日はみんな大好きISDNの問題です。

・・・あれ?

そんなことない?

いや、じつは今回はどうしてもISDNの話題を紹介したくて無理やり問題を探してきました!

実は先日偶然に2chのまとめサイトで下のようなISDNのネタを見かけて、どうしても今回取り上げたくなったワケです。

53 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2012/10/14(日) 06:58:47.77 ID:NafJpZ8Y0
ISDNは、「1本の線に電話が2個」の略だと言われてしばらく信じてた。
ISDNって何の略か知ってるかい?

つまり、「(I)いっぽんの(S)せんに(D)でんわが(N)にこ」ですか・・・

何だか面白いですね。

ちなみにISDNはサービス総合ディジタル網のことで、「Integrated Services Digital Network」の頭文字をそれぞれとったものです。

今ご覧いただいている「電気通信主任技術者のススメ」ってブログでは、度々ISDNは廃れた技術なんてことはないと再三書いていますけど、信頼性の高さとコストメリットから音声伝送交換の世界ではISDNは十分に現役です。

ISDNが廃れた技術だと思われやすい要因は幾つかあると思いますけど、やはり電気通信主任技術者の専門科目は交換や伝送よりもデータ通信を選択される方が多いですし、通信技術の業界ではどうしてもネットワーク屋さんとかアプリ屋さんの声が大きいので、それらの方々にとってはISDNは魅力の少ない技術なのかもしれません。

確かに、色んなIT系のサイトやブログを見て回ると、その殆どがネットワーク系だったりする・・・

殆ど交換・伝送系のコンテンツって目にすることは無いんですよね。

だから、何となくISDNって利用価値が低く思われがちなんだけど、実際そんなことありませんからね。

それに、光回線やCATVなどといった高速通信が当たり前の今の時代では確かにデータ通信にISDNを用いるのは低速な通信しかできませんから、あまり魅力は感じないかもしれませんが、2芯の銅線さえあれば通信できるISDNは接続工事も容易だしトラブルにも強いんですよ。

光ケーブルなんかだと、イザトラブルが起きた時に融着が大変だったりしますしね・・・

また「廃れた技術」なんて言っても、ここ最近で脚光を浴びているような通信技術であってもISDNなどで使用されているシーケンスなどは継承されていることが多いんだから勉強はしておかなければなりませんよ。

さて・・・

そんな余談はさておき今日の問題は信号ユニットのISDNユーザ部(ISUP)におけるラベルについての問題です。

ISUPっていうのはIntegrated Services Digitalnetwork User Partの頭文字を取ったもので、通信を行う交換機同士がやり取りする情報メッセージの事です。
(接続要求・状態通知・経過・解放とかね)

今日の問題はその信号ユニットのISDNユーザ部(ISUP)におけるラベルについての記述の正誤を判断する問題になっております。

それでは今日の問題はコチラ↓↓

信号ユニットのISDNユーザ部(ISUP)におけるラベル
問題文章 ワンポイント
ルーチングラベルは、発信号局番号、着信号極番号及び信号リンク選択番号から構成される。 この文章は正しいよ

※Routing Lavel=No.7信号方式において、発着信号局を示すために信号メッセージに含まれるフィールドのこと

※ルーティング・ラベルは、信号メッセージの発信号局コード(OPC)、着信号局コード(DPC)、および信号リンク選択番号(SLS)から構成される。特定の信号リンクに関する信号の場合は、 SLSフィールドに両信号局間の信号リンク・コード(signal link code: SLC)が設定される。信号端局や信号中継局で信号ルートを選択するときは、現在のDPCとSLSが用いられる

回線番号は、信号メッセージを中継する信号局の番号を示す。 この文章は誤りですね

※回線番号(CIC)は、発信局(OP)と着信局(DP)の間に生起する電話呼を一意に識別するために定義されている

※呼を識別してるんだから、信号局を示してるわけじゃないよ。

信号リンク選択番号は、輻輳時の規制における信号送出の優先度番号を示しており、優先度順位により四つに分類される。 この文章は間違いですね

※信号リンク選択番号(SLS)は、負荷分散はやってるけど、輻輳の制御はやってないと思う。

一般に、信号順序逆転を防止するため、一つの呼にかかわる信号は、メッセージ種別を用いて選択した同じ信号回線により運ばれる。 この文章は間違ってるね

※「メッセージ種別」はそのデータが何のデータなのかを示す1オクテットのフィールドなので、順序逆転とは関係ないと思う。。。
(例えば、応答・閉塞・切断・再開・中断・分割・課金とか・・・・)

さて、いかがでしたでしょうか?

今更気付いたのですが、もしかしたら今日の問題は以前にもこのブログで紹介したことがあったかもしれませんね・・・
(それでも、どうしても今日はISDNにしたくて・・・)

今日の問題で出てきたOPC/DPC/SLSについて補足するとOPCはOriginating Point Codeの事で「発信号局コード」を示します。

DPCはDestination Point Codeのことで「着信号局コード」を示し、SLSはSignalling Link Selectionで「信号リンク選択信号」を示します。

それでは今日はこの辺で・・・


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