さて、BGPの問題を紹介しようと思うのだが・・・

さて、BGPの問題を紹介しようと思うのだが・・・

今日はBGPについての問題を見て生きたいと思います。

まず、BGPとはルーティングプロトコルの一つなんですけど、ISP相互間のルーティングなどに用いられる比較的規模の大きい網で使われるプロトコルです。

Border Gateway Protocolのそれぞれの単語の頭文字をとってBGPと呼ばれるわけですが、大きな特徴としては認証機能を持ちアドバタイズ(テーブルに相違があれば差分だけアドバタイズ)にTCPを利用するパスベクタ型ルーティングプロトコルであるといったところでしょうか。

CCNAやCCNPの勉強をしたことがある人には良く知られたプロトコルですね。

さて、

そんなBGPの問題を今日は見ていくワケですが、今回の問題ではBGPの概要について記述された文章の正誤を判断するタイプのものになっております。

それでは、早速問題を見てみましょう。

BGP
問題文章 ワンポイント
BGPは、ルーチングプロトコルをその適用範囲によってIGPsとEGPsとに分類した場合、EGPsに区分される。 この文章は正しいよ

※BGPはAS間のルーチングをしてるから、EGPsに区分されてるで正解

BGPは、AS(自律システム)間の経路制御を行うためのプロトコルである。 この文章も正しいね

※上にも書いてるけど、AS間のルーチングをしてるからEGPsに区分されてんだから当然この文章も正解

BGPは、パス属性と言われる情報を元にベストパスを選択する。 この文章も正しいですよ

※BGPはパス属性でルートを決めてんのね。
RIPがホップ数で、OSPFがコストでルートを決定してるのといっしょ

BGPの経路制御情報は、それぞれのASにあるBGPスピーカといわれるルータ間で交換され、目的とするASに到達するための距離ベクトルが収集される。 この文章は間違ってるよ

とりあえずBGPスピーカってのは、ASの境界にいるルータで、存在するルータがそれぞれに情報交換しなくてもBGPスピーカがみんなを代表してルーティングテーブルを勉強してくれる。

だから、文章の前半は正しいんだけど・・・

で、後半の「目的とするASに到達する為の距離ベクトルが収集される」が怪しいな。
RIPがディスタンスベクタアルゴリズムであるように、BGPは「パスベクタアルゴリズム」で、どのASを通って行ったらいいのかを勉強してるわけね。
だから「距離ベクトル」じゃなくて「パスベクトル」が正解になるんだと思う。
ディスタンスベクトルじゃなくて、パスベクトル!!

さて、いかがでしたでしょうか?

問題文章の2つ目に「AS(自律システム)」というのが出てきましたけど、これは企業の拠点間ネットワークとかISPなどのネットワークがこれに相当します。

要はルーティングポリシーに参加するネットワークの集合体だと思っていただければOKかと。

ちなみにASとはAutonomous Systemの頭文字をとったものです。



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