
法規:自動再発信の回数「自動再発信を行う場合にあっては・・・
電気通信主任技術者の科目の中で「法規」が苦手だと仰る方は多いようですね。
確かに法規科目は丸暗記さえできれば得点できる科目でもありますけど、その丸暗記があまりにも退屈で覚えるべき法令も膨大なので辛いんですよ。
それに、電気通信主任技術者試験の他の科目であれば勉強していても自分が理解できるようになって楽しいとか、計算の方法が解ってスッキリしたりといった気分を味わうこともあるのでしょうが、法規科目に至っては「暗記」そして「暗記」更に「暗記」の繰り返しだから、受験勉強をしていてもツマラナイ気分になりがちですし、まるで揚げ足を取るような意地悪で間違い探しのような問題にうんざりしてきますよね。
そんなワケで、少しでも暗記が捗るようにと思って「法規タイピング」なんてコンテンツを作ったんだけど(人気ないけど・・・)、これは電気通信主任技術者の受験を迎えるにあたっていきなり参考書や過去問題集にチャレンジしてうんざりするよりも、少しくらいタイピングをやっているうちに法令の一つでも覚えていけば、後々にイザ参考書・問題集にチャレンジした時に気分が楽になるかな・・・なんて思いながら作ったコンテンツです。
この法規タイピングによって「暗記は完璧!」なんてことにはならないと思いますけど、いきなり問題に立ち向かうよりも少しは気分が楽になると思いますよ。
良かったら一度チャレンジして見てください!
(せっかく作ったんだから・・・)
あと、電気通信主任技術者の法規科目の合格のコツはイロイロあるんだろうけど、私としては「参考書は見ない!」に尽きると思ってます。だって、結構的外れな法令ばかり掲載している参考書とか余計なことが書かれている参考書が多いんですからね。
多分法規科目は過去問題集をやりまくるのが一番いいと感じています。
過去問をやりまくって問題・出題のクセに慣れて、出題される法令をキッチリ覚えて意地悪な間違いさがしに引っかからないようにしていればきっと合格点に到達できると思うよ。
まぁ、あくまで「私は」って見解ですので参考書と睨めっこする方が性に合ってる人もいらっしゃるでしょうから一概には言えませんけど、やっぱりこの手の国家資格の攻略は参考書よりも過去問の方にウエイトを置いた方が良いよね。
さて、何だかやたら長い余談はさておき・・・
今日の電気通信主任技術者の本題は「自動再発信の回数」についてです。
自動再発信の回数に関しては、【端末設備等規則】のなかで、複数回似たような(同じ)文章が度々出てきます。
「アナログ電話端末」「インターネットプロトコル電話端末」それから「総合デジタル通信用設備に接続される端末設備」でも同様に自動再発信の回数についての記述があります。
ちなみに、電話用設備に接続される端末設備のアナログ電話端末についての自動再発信の回数についての記述は下記のようになっています。
自動再発信(応答のない相手に対し引き続いて繰り返し自動的に行う発信をいう。以下同じ。)を行う場合(自動再発信の回数が一五回以内の場合を除く。)にあつては、その回数は最初の発信から三分間に二回以内であること。この場合において、最初の発信から三分を超えて行われる発信は、別の発信とみなす。
インターネットプロトコル電話端末の場合の記述や、総合デジタル通信・・・の場合でも少し記述が省略されているんですけど、全く内容的には同じことが記載されていますね。
なんとも数字が何箇所か出てきて覚えにくいんですけど、やっぱりこういった覚えにくい数字が含まれている記述こそ出題者側からすると問題を作りやすいらしく、過去の問題でも頻出になっています。
少しまとめてみると下記のようになりますかね?
自動再発信の回数
自動再発信とは | 応答のない相手に対し引き続いて繰り返し自動的に行う発信 |
自走再発信の回数制限 | 最初の発信から三分間に二回以内 |
備 考 | 自動再発信の回数が一五回以内の場合は含まれません。 最初の発信から三分を超えて行われる発信は、別の発信とします。 |
アナログ電話端末・インターネットプロトコル電話端末それから総合デジタル通信端末として、それぞれが発信に関する機能として備えなければならない機能の一つですね。
・・・あれ?何だか主題より余談の方が長かったですね。
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