
メリットやデメリットが少し見える「パケット交換網」の問題
今日ご紹介するのはパケット交換網関連の穴埋め問題です。
下の文章中の【 】の部分が実際に出題された時には虫食いにされていた部分だと思ってみてください。
正直それほど難儀な部分は無いと思うので、サラっと流すような気持ちで読んでください。
それでは早速今日の問題を見てみましょう。
問題文章 |
---|
パケット交換方式は、パケットの分割したメッセージを一旦交換機に蓄積して伝送する。 そのため、メッセージには、【遅延】が発生するが、一つの回線で通信の空白となる時間を複数の通信で共用することができ、伝送路の使用効率を高めることができる。 パケット交換では、交換機間で【誤り回復】を行うことができるため、高い品質でメッセージを伝達することができ、また、【パケット】単位に転送経路を選択することができるので、網ないの一部に故障が生じても他の正常な経路を経由してパケットを送達することができ、信頼度の高い通信網を構築することができる。 パケット交換機の持つ【蓄積処理】機能を利用することにより、多くの端末間において多彩な通信形態を効率的に行う通信処理を実現することができる。 |
さて、いかがでしたでしょうか?
パケット交換は「一旦蓄積する」のだから、蓄積にかかる時間分は遅延するんだけど、複数通信で共用することから伝送路上のトラヒック的には使用効率が高いのです。
また、蓄積する事には遅延というデメリットはあるんだけど「誤り回復」が出来るのでこれはメリットですね。
交換網において信頼性ってリアルタイム性以上に必要とされることが結構あるので、そういった機能も必要なんですよ。
あなたにオススメのコンテンツ!
FaceBookでチェック!
「電気通信主任技術者のススメ」は少しでも学習のお役に立ちましたか?
もしよろしければ、ぜひ「いいね!」していってください。
また何か新しい発見をお届けできるかもしれません。
この記事へのコメントはありません。