
知らない単語は「誤り」って事に・・・トラヒックの問題です。
今日の問題はトラヒック関連の問題から、即時式完全線群負荷表とか回線群とかについての文章を読んで正誤を判断する問題です。
トラヒックの概要について問われている文章ばかりなので、ある程度トラヒックの勉強をしてきた人には楽な問題なのかもしれません。
確実性に乏しい話ですけど、例えば今日の問題の1つ目の文章で「ベルヌイ式」って言葉が出てきますけど、私はこんな単語を聞いたことがありませんでした。・・・で、その文章は誤りの文章だったわけですけど、電気通信主任技術者の問題文章の中で聞いたこともないような単語が含まれている文章って「誤り」な文章であることが多いような気がします。
だって、今まで勉強をしてきてシッカリと覚えることが出来たワケではなくても、過去問や参考書を一通り目を通したのに聞いたことがない単語が含まれてるってことは、その文章が誤りって事なんじゃないかな。
(なんだか変な言い方ですね・・・)
さて、それでは今日の問題を見ていきましょう。
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
即時式完全線群負荷表は、ベルヌイ式を数表化したものである。 | この文章は誤りです。
※アーラン(Erlang)の損失確率式だと思う。←アーランB式 |
即時式回線群において、呼損率は「運ばれた呼量÷加わる呼量」示される。 | この文章は誤りですね
※呼損率=呼損呼量÷加わった呼量 ※「運ばれた呼量」じゃなくて「運ばれなかった呼量」ってことか?呼損の率だし。。。 |
入回線数が無限、出線数がnのとき、同時接続数が0からnまでの確率をすべて加えると1になる。 | この文章は正しいらしいです
※全部の確率を足したら100%になるってこと? |
ある回線群が運ぶ呼量は、使用していない回線数の平均値に等しい。 | この文章は誤りです
※出回線群の平均同時接続数に等しい。 「使用してない・・・」なワケないですよね |
さて、いかがでしたでしょうか?
トラヒック理論を勉強するのって「理解」よりも「暗記」の方が大切な気がしますね。
実際の現場でのトラヒックであっても、現実の呼量を見ることはもちろん大切なんだけど、設計をする上で予想・想定されるトラヒックも大切だったりします。
そこで想定のトラヒックを算出するためには前提条件をある程度決めないと算出しようがないんですよね。
だから、「理解して応用」よりは「暗記して当てはめる」といった計算の仕方になってきます。
余計なお世話かもしれませんが、トラヒックが苦手であればあまり深く理解するようにするより、単純に暗記したほうがいいですよね。
あなたにオススメのコンテンツ!
FaceBookでチェック!
「電気通信主任技術者のススメ」は少しでも学習のお役に立ちましたか?
もしよろしければ、ぜひ「いいね!」していってください。
また何か新しい発見をお届けできるかもしれません。
この記事へのコメントはありません。