とても大事だ!ATM(ATMアダプテーションレイヤ)の問題

今日の問題にはAALって3文字単語が何回か出てきますけど、このAALっていうのは「ATMアダプテーションレイヤ」を略したものです。

AALはATMでの機能としては上位層と下位層の間で、お互いの摺合せをする働きをします。

だからアダプテーションなんですね。

ATMの規格としてとても重要な働きをする層ですから、「AALがあってこそATM」といっても過言ではないかもしれないほど重要なんです。

そんな大切なAALですからしっかりと覚えておきましょうね。

さて、それでは今日の問題です。

ATM(ATMアダプテーションレイヤ)
問題文章 ワンポイント
AALタイプ1はセル分解・組み立てサブレイヤ(SAR)とコンバージェンスサブレイヤ(CS)からなる。 この文章は正しいよ

※セル分解・組み立てサブレイヤ=その言葉どおり
※コンバージェンスサブレイヤ=データユニットの正当性を検証してその結果を上位レイヤに渡す

AALは、OSI参照モデルのレイヤ3に相当する。 この文章は誤りです

※断言しにくいけど、AALは働き的にはデータリンク層に近い仕事をしますから、少なくともOSI参照モデルのレイヤ3ではないよね

AALが提供するサービスクラスAは、主にコネクションレス型のデータ通信を想定したものである。 この文章も誤りです

※コネクションレス型はクラスC!!

☆クラスAは実時間性が要求される音声・画像転送に適用される。

AALタイプ3/4は、情報送信間隔が一定である。 この文章も誤りです

※情報送信間隔が一定なのはタイプ1

※タイプ3はコネクション型だし、タイプ4はコネクションレス型だしね。。。

さて、いかがでしたでしょうか?

AALタイプは1~5までの種類があるんだけど、実際に3と4は同一視されているから、実際に覚えておかなければならないのは4つだけです。

それのタイプについてはWikiやITProなどで丁寧にまとめてあるので、行き詰ったらちょっと調べてみるといいですよ。

それでは、今日はこの辺で



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