No.7信号方式の問題って難しいですよね・・・

今日の問題はNo.7信号方式についての記述について正誤を判断するタイプの出題です。

当サイトでも何度も書いているような気がしますが、No.7は世界中で利用されているシグナリングプロトコルで、ITU-TではQ.700シリーズ勧告として定義されています。

電話通信で使われるプロトコルですから、当然「発呼」「呼び出し」「応答」など基本的な電話の機能に特化してるんだけど、様々なサービスに対応するために複雑でたような機能を有しているんですよね。

・・・おかげで、覚えることも沢山あるということになります。

さて、それはさておき今日の問題を見ていきましょう。

No.7信号方式
問題文章 ワンポイント
No.7信号方式の機能構成は、ISUP(ISDNユーザ部)やTUP(電話ユーザ部)などのアプリケーション部と各アプリケーションで共通に使用される【MTP(メッセージ転送部)】とから成る。 この文章は正しいよ

☆No.7の機能部=MTP+TUP+ISUP

☆MTP=メッセージ転送部・ユーザ部を運ぶためのもの。
☆TUP=電話ユーザ部・既存の電話網用のユーザ部。
☆ISUP=ISDNユーザ部・ISDNを実現するためのユーザ部で、電話ユーザ部にISDN特有の信号及び手順等を追加して構成されている。

No.7信号方式のレベル2は【信号リンク機能部】と呼ばれ、相手信号局との間で誤りのない信号メッセージの転送を行う。 この文章は正しいよ

☆No.7信号方式の機能構成モデルにおいて、レベル2に対応する機能ブロック
☆信号リンク機能部はメッセージ転送部(MTP)の中のレベル2の機能を実現するもので、信号データ・リンク上で信号メッセージを転送するための機能と手順について規定している。具体的にはユニットの形成、誤りの検出、再生制御、フロー制御などを実現する。レベル1の信号データリンク部とレベル2の信号リンク機能部が一緒に機能することで、2つに信号局の間で信号メッセージを信頼して転送できる信号リンクを提供している。

※・・・ま、レベル2は「信号リンク機能部」ってことで。。。

No.7信号方式のレベル2の信号ユニットは、MSU(有意信号ユニット)、LSSU(リンク状態信号ユニット)及びFISU(フィルイン信号ユニット)の3種類があり、これらのうちユーザメッセージを転送するユニットは【MSU】である。 この文章は正しいよ

☆MSU(有意信号ユニット)=信号リンク機能部(レベル2)が上位の信号網機能部(レベル3)から送出を依頼された信号を運ぶため信号ユニットをいう。

☆LSSU(リンク状態信号ユニット)=信号リンクの正常動作を保証するための信号転送情報として、誤り制御や信号の同期とりのために信号リンク機能部(レベル2)で生成されるリンク用信号ユニット。

☆FISU(フィルイン信号ユニット)=一定時間信号ユニットの送信がないとき、再送要求契機を早めるため送出される信号ユニット。

※・・・ユーザメッセージを転送するのは「MSU」ってことで。。。

No.7信号方式のレベル3は網信号を制御するものであり、信号網の【ルーチング】を管理する。 この文章は正しいよ

※OSI参照モデルと同じく「レイヤ3は」は「ルーチング」!!

さて、いかがでしたでしょうか?

No.7関連の問題は似たり寄ったりな単語がいっぱい出てくるので覚えるのが大変ですよね・・・

ところで、今日の3つ目の問題文章に出てくる「有意信号ユニット」について詳しく解説されているサイトを発見したので引用させていただきます。

ユーザ部が生成する信号メッセージは、有意信号ユニットの信号情報部(SIF)に設定されて相手先へ転送される。この信号情報部の構成は、信号メッセージを定義するISDNユーザ部(ISUP)やトランザクション機能部(TC)などのユーザ部により異なる。しかし、各有意信号ユニットは信号メッセージを生成したユーザ部を識別するためのサービス表示や国際/国内を識別するための付加情報をサービス情報オクテット(SIO: Service Information Octet)に持っている。フィルイン信号ユニットやリンク状態信号ユニットやと異なり、有意信号ユニットは再送の対象となる。
MSU

少しややこしいですけど、「信号網機能部から信号リンク機能部に対して以来のあった信号を運ぶ」ってことでしょうか。



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  1. alanispat

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