
こんな問題が増えてほしい!ルータなどの機能の問題
このブログ、電気通信主任技術者のススメでは何度も書いていますけど、電気通信主任技術者の勉強をしていくうえでCCNAとかの勉強も併せてやっておくととても効果があるんだよね。
資格取得のための勉強方法は星の数ほどあるけど、電気通信主任技術者って役に立つ専門の書籍が皆無に等しいこともあって、他の資格の参考書などの方が役に立ったりします。
今日の問題なんかも同じことが言えますね。
下に紹介する問題などもCCNAの勉強をしていれば楽に得点源にすることが出来る類の問題なんじゃないかな。
それでは早速今日の問題を見ていきましょう。
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
ルータのルーチングテーブルの設定方法の一つであるスタティックルーチング方式では、一般に、1日単位、1か月単位など比較的長い時間間隔で、ルータ間で情報を自動的に交換してルーチングテーブルの更新を行う。 | この文章は誤りなの
※スタティックはルーティングテーブルの更新なんかしないよ。 |
ルータのフィルタリング機能の一つには、トランスポート層のプロトコルで用いられるポート番号単位にパケットの通過可否を判断する機能があり、FTPなどの特定のプロトコルによる外部からのアクセスを許可しないなどの規制ができる。 | この文章だけ正しいよ
※アクセスリストのことね。 |
ルータの有する性能がネットワーク上でボトルネックとなることへの対策として、ハードウェア主体で構成されて高速に動作するレイヤ3スイッチが開発され、ストアアンドフォワード方式などの高速パケット転送技術が用いられている。 | この文章は間違ってるね
※確かにレイヤ3スイッチはハードウェア主体で構成されているので動作は速いけど、ストアアンドフォワードはあんまり早くない。 |
ダイナミックルーチング方式のルーチングプロトコルの一つであるRIPv2 では、サブネットマスク情報を伝達する機能がないことから、可変調サブネットで構成されたネットワークにおいて使用することは適さない。 |
この文章も間違いです
※RIPv2はサブネット情報を伝達できるよ。 |
さて、いかがでしょうか?
今日の問題ではルータ系の勉強をしていれば必ずと言っていいほど出てくる「スタティックルーティング」「アクセスリスト」「ストアアンドフォワード」「カットアンドスルー」「RIPv2」などの知識が必要な問題でしたね。
問題自体は難しくないんだけど、問題文章がとても読みにくいので「うっかり」で間違わないように注意が必要です。
こういった取り組みやすい問題が電気通信主任技術者の出題に増えてくるといいんですけどね。
せっかく、こうやって楽勝っぽい問題が出題された時こそ更に冷静に問題をよく読んで、正確に答えられるようにしましょうね。
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