分数をWeb上で表現するのはとても面倒だが、仕方がないので「トラヒック」の穴埋め問題

問題文章の中に数式なんかが出てくると拒絶反応を起こす方はいらっしゃいませんか?
(私の事です)

電気通信主任技術者の試験では出題数は少ないとは言えども計算問題は必ず出てくるし、それは伝送交換設備及び設備管理の科目であっても専門的能力の科目であっても同じことだったりします。

今回紹介する問題は穴埋め問題なので特段の計算をする必要はなく、式さえ知っていれば回答できる問題なのですが、数字が苦手な人は冷静さを失って適当な回答をしてしまいがち
(これも私の事です)

まぁ、このあたりの式はトラヒック関連の勉強をしていれば自ずと必要になってくるものですので、毛嫌いしないでシッカリと暗記しておきましょう。

さて、それでは早速今日の問題です。

トラヒック
問題文章
出回線数nに対して、aの呼量が加わった場合の疎通呼量をacとすると、出線能率ηは、【\eta=\frac{ac}{n}\times100】%で表される。

1回線による【最大疎通呼量】は1アーランであるため、ηは、0≦η≦1となる。
従って、出回線数nを一定にして、加わる呼量aを増大していくと、疎通呼量acは次第にnに近づいていく。
しかしながら、出線能率ηが1に近づくに従って、生起した呼の出回線ふさがりに遭遇する割合は、急激に【増加する】。

即時式の系においては、a-acで表される損失呼量と加わる呼量との比をサービス尺度としており、これは【呼損率】といわれる。

さて、いかがでしたでしょうか?

今日の問題では「1回線の最大そ通呼量は1アーラン」とか「呼損率=損失呼量と加わる呼量の比」ってところがポイントなんじゃないでしょうかね?

このあたりは語尾を少し変えてみたりとか単語を少し入れ替えてみたりなど手を変え品を変えながらも似たような問題が何度も出題されているので、引っかからないように注意深く問題文章を読むようにしましょうね。

あと、電気通信主任技術者のお勉強とは全く関係のない話なんだけど、この記事のエントリータイトルでも書いている通り、Webで分数や数式って表現するのは手間で大変だったりするんですよね。

お陰で当ブログではトラヒック関連の問題を紹介しておきながらもアーランB式の計算問題などは避けて通ってきたんですけど、この度やっと複雑な数式であってもWeb上で表現できるようになったので調子に乗ってその機能を使ってみました!!

今日の問題でも\eta=\frac{ac}{n}\times100なんてのが出てきましたけど、アーランB式だってこの通り・・・

B=\frac{\frac{a^n}{n!}}{1+\frac{a}{1!}+\frac{a^2}{2!}+\frac{a^3}{3!}\cdots+\frac{a^n}{n!}}

ふふふ・・・

今度アーランB式の計算のコツでも紹介してみようかな?

需要があればですけどね



あなたにオススメのコンテンツ!

FaceBookでチェック!

「電気通信主任技術者のススメ」は少しでも学習のお役に立ちましたか?
もしよろしければ、ぜひ「いいね!」していってください。
また何か新しい発見をお届けできるかもしれません。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

*