IP電話

「IP電話の概要」ってな穴埋め問題

今日の問題は「IP電話の概要」ってことで、IP電話に関する文章の一部が欠損しているので、選択肢の中から正しい語句を選ぶ問題です。

問題中の【 】の部分が虫食いだったわけですけど、もうすでに答えを入力していますので、サラっと読み進めてください。

今日の問題では特段目新しいことが書かれているわけでもないので、サラサラっと目を通しておく程度でいいと思うよ。
それでは早速今日の問題を見ていきましょう。

IP電話の概要
問題文章
IP電話を実現する主な技術には、アナログの音声をデジタルデータに変換する【符号化】技術、そのデータをIPパケットに乗せてインターネットに送出すパケット化技術、IPアドレスを使って相手と仮想的な通話回線を確立する【呼制御】技術などがある。
これらの技術をまとめて標準化した仕様として、ITU-T勧告H.323などがある。

IP電話では、相手先の電話番号とIPアドレスを変換する仕組みが不可欠である。
クライアント数が多い企業やプロバイダにおけるITU-T勧告H.323に準拠したIP電話では、電話番号とIPアドレスを管理運用する【ゲートキーパ】を設置し、【VOIPゲートウェイ】からの問い合わせに対して、電話番号からIPアドレスへの変換などを行い、【VOIPゲートウェイ】にIPアドレスを通知する。

さて、いかがでしたでしょうか?

IP電話のシステムを構築する上で重要な技術として、符号化・復号化とか呼制御の技術などが挙げられるのは何となくわかりますよね。

今日の問題は冷静に文章を読んでれば、正しい選択肢を選び出すことができるとは思うんだけど、ゲートキーパとかゲートウェイの働きについてはキッチリ押さえておく必要がありますね。

電話番号とIPアドレスの管理運用=ゲートキーパ
プロトコル同士の接続=ゲートウェイ”

・・・うん、この辺りは常識と言えば常識なんだけど、それぞれどんな働きをする機器なのかってのを頭の中で整理しておいてください。

「そんな機械なんて今どき使ってるの?」なんて言われそうな気がしますけど、今でも十分に音声通信の現場で頻繁に出てくる単語ですし、それになにより電気通信主任技術者の問題でも結構出てきますしね!



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