
交換機だってソフトウェアが必要なのさ!「電話用デジタル交換機のソフトウェア」の問題
電話用デジタル交換機ということは、当然のことながら名前の通りデジタル化されているワケで、その本体装置にはハードディスクも搭載しているし、CPUだってメモリあるんです。
交換機のハードウェアの話をすると「空間スイッチが・・・」とか「時間スイッチはね・・・」ってな話題になりがちなんだけど、当然ソフトウェアも必要になるのよ。
ちょっとパソコンみたいですよね。
さて、今日はそんな電話用デジタル交換機のソフトウェアに関する穴埋め問題です。
さっそく今日の問題を見てみましょうね。
問題文章 |
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電話用デジタル交換機のソフトウェアは、拡張機能や維持管理を容易にするため、機能分割や階層化、プログラム間インタフェースの論理化・【標準】化等が図られ、構造化されている。
これらのソフトウェアには、交換処理をその緊急度の応じて速やかに処理を行う【リアルタイム】処理、複数の呼をほぼ同時に処理する【多重】処理、故障発生時においても処理を中断することなく運転を継続する高い【信頼】性などが要求される。 |
さて、いかがでしたでしょうか?
上記の問題文章中で【 】になっている部分が虫食いになっていて、選択肢の中から適切な語句を選びだす問題だったんだけど、冷静に問題文章を読めば大丈夫だったんじゃないでしょうかね?
「交換処理を緊急度に応じて速やかに・・・」と書かれているので【リアルタイム】という単語は導き出しやすいと思うし、「複数の呼をほぼ同時に処理・・・」と書かれているから【多重】という単語も自ずと導き出され、「処理を中断することなく運転を継続する高い・・・」まで書かれていたら【信頼】という単語は出てきますよね。
電気通信主任技術者の問題って大きく分けると穴埋め問題と正誤を判断する問題の2種類があるワケですが、こんな感じで穴埋め問題の方は、冷静に読めば回答できる可能性の高い問題が多いので、ここでキッチリと得点しておきたいところですね。
・・・後は、正誤を判断する問題でいくら得点できるかが難儀な問題だったりするんだけどね。
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