今日の話題はATM
さて、今日も電気通信主任技術者の試験対策をやっていきます。
今回はATM関連の問題ですが、一応このブログで多く取り扱っているのは専門的分野の問題なんですけど、ATM関連の問題って伝送交換及び設備管理の科目でも結構な頻度で出題されているので力を入れてやっといたほうがいいかな・・・と思うわけです。
それでは本日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
CBRは、PCR(Perk Cell Rate)を定め、CTD(Cell Transfer Delay)、CDV(Cell Delay Variation)及びセル損失率を保証するサービスである。 | この文章は正しいね ☆CBR(Constant Bit Rate:固定ビットレート):PCR(ピークセルレート)を定め、CTD(セル転送遅延)、CDV及びセル損失率を保証するサービス ・回線交換サービスの転送に適している |
VBRは、PCRのほかにSCR(Sustainable Cell Rate)、MBS(Maximum Burst Size)を定め、可変速度符号を用いた音声/映像転送や蓄積型データ通信を想定しているサービスであるが、セル損失率は補償していない。 | この文章は間違ってるよ ☆VBR(Variable Bit Rate:可変速度サービス):PCR(ピークセルレート)の他にSCR(平均セルレート)やMBS(最大バースト長)を定め、可変速度符号を用いた音声/映像転送や蓄積型データ通信を想定しているサービス ・リアルタイム通信用のrt-VBRと、蓄積通信用のnrt-VBRの二つのカテゴリがある ・セル損失率を保証している ※大体の文章はあってるけど、「セル損失は保障してる」。 |
UBRは、基本的に品質を保証していないが、ファイル転送や電子メールなどの非リアルタイムデータ転送アプリケーションに適したサービスである。 | この文章は正しいね ☆UBR(Unspecified Bit Rate):基本的に品質を保証しないが、ファイル転送や電子メールなどの非リアルタイムデータ転送アプリケーションに適したサービス |
ABRは、RMセル(Resource Management Cell)を用いて、MCR(Minimum Cell Rate)を保障した上、MCRとPCRの間に収まるように速度調整されることから、空きの帯域幅をできるだけ利用したいユーザに便利なサービスである。 | この文章は正しいね ☆ABR(Available Bit Rate:使用可能ビットレート):利用可能帯域の伝送速度 ・RM(リソース管理)セルを用いて、MCRを保証した上、MCRとPCRの間に収まるように速度調整されることから、空きの帯域幅をできるだけ利用したいユーザに便利なサービスである |
どうですか?
ATM(非同期転送モード)の問題ですが、似たような用語が頻出するので混乱してしそうですが、ポイントになる部分を「赤」でフォントの色を分けているので、参考にしてくださいね。
あと、このブログって記事の左右幅が狭いから表がすごく見づらいと思うので、テキストエディタとかExcelなんかに保存しておくともう少し使いやすいかもね。
それでは、今日はこの辺で。
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