ATMの概要です
さて、今日はATMの問題をやろうと思います。
今回の問題は「穴埋め問題」なのでさらっと読み進めてもらえばいいと思いますが、「ATMの概要」と銘打ってるだけあってATMの勉強でまず抑えておかないといけない部分が掲載されてます。
もし、ATMの問題が苦手でしたらまずは、このあたりを頭に入れて置いてくださいね。
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 |
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ATMで用いられるセルは、音声、映像、データなどのユーザ情報に、ルーチング情報などを含んだヘッダを付加した【53】バイトで構成される。
ATMの各セルヘッダには、宛先まで送り届けるまで送り届けるために必要なコネクション識別子として、仮想チャネルを識別する【VCI】と仮想パスを識別する。 仮想チャネルの設定方法には、通信を行いたい時だけ設定して、通信の終了とともに仮想チャネルを解放する方法と、契約等により長期間にわたって仮想チャネルを設定したままとする方法とがある。 |
ね?
本当に概要でしょ?
右側の文章で赤字の部分はATMを理解する上で本当に基本的な部分になるのでちゃんと頭に入れて置いてくださいね。
ココがATMの肝です!!
ATMというものをザックリまとめて説明されている文章でした。
それでは、もう少し概要をさっき掲載したので今度はATMセルの問題をやりますね。
それでは次のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
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SDHネットワーク上においてATMセルを転送させる場合、SDHフレームのペイロードに連続的にATMセルを敷き詰める必要があるため、有効な情報を持ったセル間に空きセルが挿入され転送される。 | この文章は正しいね ☆速度整合が行われたセル流は、SDHのバーチャルコンテナのペイロードにマッピングされるが、ペイロードはATMのセルサイズ53バイトに対して整数倍になっていないため、フレーム上の最後のATMセルは次のフレームにまたがって収容される場合がある。By伝送交換および設備管理 ☆ATMセルの速度(有効セルの速度)をSDHの伝送速度にあわせるため、空きセルを挿入してセル流の速度整合を行う。 ※SDHにATMセルって小包をいっぱいに詰め込んで、開いてる部分には「空きセル」を挿入してトレーラー(SDH)の荷台を隙間なくしてる。(パディング) ※この空きセルってどんなものでも良いわけじゃなくて、ちゃんと「私は空きセルですよ」って分かるように特殊な形をしてて、あて先VPIやVCIも特殊なものになってる。 |
空きセル以外で、ヘッダに誤りを含まないATMセルは、有効セルといわれる。 | この文章は正しいね ※空きセル以外(実セル)で、ヘッダに誤りがないんだから、そのセルは有効でしょ。。。 |
空きセル以外で、ヘッダに誤りが検出され、かつ、それが訂正されたATMセルは無効セルといわれる。 | この文章は間違ってるよ ※空きセル以外(実セル)で、ヘッダに誤りがあったんだろうけど、そのセル誤りを制定したんだから、このセルは有効でしょ。。。 ・・・日本語の問題だ。。。 |
誤り訂正モードにおいて受信したセル誤りを検出した場合、誤りビット数が1ビットであれば訂正し、2ビット以上であればそのセルを破棄する。 | この文章は正しいね ※前にも出てきた「FEC」のことだとおもう。FECは誤り検出と訂正が可能なんだけど、誤り訂正をできるのは1ビットだけ(それ以上なら破棄)。 |
ちょっと、狭いテーブルにいっぱい文字を詰め込んだので「うわぁ・・・」ってなりそうだけど、そんなに難しいことは書いてないので、よく読んで頭に入れておいてください。
今日の前半も、後半のこの問題もATMを理解する上で最も基本となる部分なのでよく読んでくださいね。
それでは、今日はこの辺で
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