ATMアダプテーションレイヤの問題
さて、今日の電気通信主任技術者のネタはATMで行こうと思ってますが、ATMの問題は専門科目だけでなくて伝送交換及び設備管理の問題でも頻出の項目なので、しっかり勉強してくださいね
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
AALタイプ5では、セル分割・組み立てサブレイヤ(SAR)にヘッダとトレイラが無いため、他のAALタイプと比較して、通信時のオーバヘッドが最小である。 | この文章は正しいよ ☆AALタイプ5=通信時のオーバヘッドが最小 ☆AALタイプ5=ヘッダとトレイラがない(SARに) |
AALタイプ5では、AALタイプ3/4と異なり、セルのシーケンス番号単位で10ビットの巡回検査符号(CRC)により誤り検出を行う。 | この文章は間違ってるね ●誤り検出にはセルのシーケンス番号等は用いず、フレームを組み立てた後のCPCS-PDUのCRCチェックのみで誤り検出を行う。 ※セルごとに誤り検出を行わず、CPCS-PDUごとにCRCチェックで誤り検出を行うってこと。 |
AALタイプ5は、AALタイプ3と比較して、AALのサービスクラスBにおける可変速度の音声や映像を、効率よく上位レイヤに提供することができる。 | この文章は間違ってるね ●AALタイプ5は、サービスクラスBの可変速度の音声、映像等のサービスを提供するためのATMアダプテーションレイヤとして定義されている。 ※↑またこの解説が意味不明。。。 ※AALタイプ5はクラスDで、コネクションORコネクションレス型VBRだから、「クラスB」じゃなくて「クラスD」だから、この文章は間違いなのでしょう。 |
さて、いかがですか?
余談だけど、私は結構このATMの問題が苦手でCisco系の文献で調べまくった記憶があります。
ATM系の専門書ってナカナカ良いのが見つからないと思いますけど、CCNPの参考書とかCiscoの資格取得を主題にしたサイトなどで情報が手に入るので苦手でしたら、一度目を通すといいと思いますよ。
それでは今日はこの辺で
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