ATMのVP、VCについて
はい、今日の電気通信主任技術者のネタはまたATMで行こうと思います。
今日の問題はATMのVPとVCということで
- VPはバーチャルパス
- VCはバーチャルチャネル
のことですね。
VP(バーチャルパス)の方は要するに仮想伝送路のことでATMやSDHの伝送路と思えばいいのかな?
端曲を互いに接続する論理的な仮想回線のグループだね。
VC(バーチャルチャネル)は、簡単に言うとデータの通り道のことだね。
一つのVPに数本のVCを通すことができて効率のいい伝送をするってワケです。
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
送信端末では、ATMセルのVCIフィールドに、あて先である受信端末を直接指し示すVCI値を設定する。 | この文章は間違ってるね ●VCIはあて先を直接指し示しているわけではない。 VCIは単に分散配置された各スイッチ内で各セルの属しているチャネルを区別するためだけに用いられている。 ※VCI値ってチャネルを示してるだけで、端末までは示してないのよ。 |
VCの設定の方法には、通信の都度設定するSVC方式と、専用線のように契約に基づいて設定しておくPVC方式がある。 | この文章は正しいよ ☆SVC=通信を行いたい時だけ設定して、通信の終了とともに仮想チャネルを解放する方法 ☆PVC=契約等により長期間にわたって仮想チャネルを設定したままとする方法 |
VPクロスコネクトを用いたATMネットワークでは、VCの設定はVPの終端にあるATMスイッチで行う。 | この文章は正しいよ ※VCの設定はそりゃVPの終端のスイッチだろう。。。 |
ATMスイッチの出力ポートの、あるVPに収容されるVCと別のVPに収容されるVCは、同一のVCI値を用いることができる。 | この文章は正しいよ ※はい、用いることができます。 |
さぁて、いかがでしたか?
明日からの週末も気を抜かずに伝送交換の勉強がんばってくださいね。
それでは今日はこの辺で。
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