引き続きATMセルヘッダ

ども~♪
今日は昨日に引き続きATMセルヘッダの問題ですね特に今回はATMセルヘッダの問題の中でも誤り制御に視点を向けたものになっています。

誤り制御はATMセルが正しく相手に届くように他のユーザのセルと混在しないように正しいデータが届くようにするための機能ですね

今までにも何回か記事に記載したと思いますがATMの問題は電気通信主任技術者試験問題の中でも頻出しているので、しっかり勉強しないといけません!!

それでは本日のネタはコチラ↓↓

ATMセルヘッダにおけるヘッダ誤り制御
問題文章 ワンポイント
セルヘッダの情報に誤りがあると、セルが正しく宛先に届かなかったり、別の宛先に転送されたり、別のユーザのセルが混入したりする。
HECフィールドは、これらを防ぐため、セルヘッダに発生するビット誤りを検出、訂正するための領域である。
この文章は正しいよ
HECフィールド=セルヘッダに発生するビット誤りを検出、訂正するための領域
ヘッダ誤り制御は、HECフィールドを含むセルヘッダに対して、CRC符号を用いて行う。 この文章は間違ってるね
☆HEC領域を除いたATMセルヘッダ部分
※ヘッダ誤り制御ではHECフィールドは含まないです。
ヘッダ誤り制御には、誤り検出モードと誤り訂正モードの二つのモードがあり、誤り訂正モードでは、セルヘッダに発生するすべてのビット誤りを受信側で訂正可能である。 この文章は間違ってるね
FEC(Forward Error Correction:誤り訂正):誤りの検出だけでなく、その箇所の訂正をも受信側において実現する技術
・代表方式にハミング符号方式がある
・片方向通信にも適用できる
・すべてのランダム誤り、バースト誤りに対して誤り訂正が可能
・送信側では、送出する符号構成が偶数か奇数かを表示して送信するため、受信側では1バイトの符号誤りの場合のみ訂正できる
※ヘッダ誤り制御では、すべてのビット誤りじゃなくて1バイトの符号誤りのみ訂正できる

このブログでは主に「専門的能力」の「交換」に的を絞って記事を掲載していってますが、このATMの問題は「伝送交換及び設備管理」でも非常にウェイトが重いので注意ですね

それでは皆さん勉強頑張ってください♪



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