過去問について
このブログでも、幾度と無く取り上げておりますが電気通信主任技術者の試験を受験されるに当たって「過去問の重要性」について見直してみたいと思います。
さて、私のごく個人的な感触で話を進めてしまいますがこの電気通信主任技術者試験は工事担任者を受験されてからチャレンジする方が多いんじゃないですかね?
私の身の回りでこの電気通信主任技術者を受験する人たちってみな工事担任者に合格したから次のステップとして・・・と受験される方が多いです。
で、そういった方々が口々にされるのが「過去問があてにならない!」って台詞です。
・・・いや、まぁ気持ちはわかるんですよね
確かに工事担任者の時には過去問を丸暗記するだけで大半が合格点に到達することができたのですからしかし、電気通信主任技術者はそうはいきません!!っていうか過去問丸暗記で合格点に到達できる工事担任者の方が稀なケースなのでは?と思うわけです。
だって、高校や大学の入試とか中間テストに期末テストでも過去に出題された問題がそのまま出てくるなんてあります?
(私は高卒なので大学入試のことは知りませんが・・・)
無いですよね・・・
電気通信主任技術者だってそうです。
過去に出題された問題が、配置だけ換えて出題されるなんてことは殆どありません(ちょっとくらいあるけど)し、そんなことに期待するのはナンセンスですよ
電気通信主任技術者試験にとって、過去問は過去に出題された問題の出題傾向を知る術に過ぎませんし丸暗記では合格点に到達できません。
・・・ですが、反対に過去問こそが最大の武器でもあります
(いや、唯一?)
過去問題を十年分くらい読み漁れば、出題傾向は見えてくると思いますし、自分の弱点も見えてきます。
問題の記述に対して、どのような意地悪な言い回しで文章の正誤を問われるのかも随分慣れてきます。
それに、電気通信主任技術者の試験の勉強をする上で「役に立つ参考書」なんて殆ど存在しないのですから過去問題集を参考書にして、解らないところがあれば自分で調べる!!
解らないところを調べつくした上で、過去問題集でちゃんと理解しながら回答できるようになっていればゴールは間近だと思いますよ。
電気通信主任技術者を受験される皆さん!!
過去問は問題を解きまくって暗記するのじゃなくて解らないところ、知らない言葉を調べまくって理解を深めてください。
理解をしてから問題を解きまくるのが順当な手順だと私は思いますよ。
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過去問についての意見に同意します。
過去問題は、そのままの形で出題されることは殆どありませんが、
過去問を無視しての合格は、多分不可能だと思います。
仰るとおり、過去問題を繰り返し解き続けるうちに、なんとなく
出題傾向が見えてくる。云わば枝しか今まで見えなかった大木の
幹の部分が見えてくる段階があると思います。結果次回の試験で
問われそうな部分に的を絞ることが出来、その部分について理解
を深めているうちに、合格圏内に達している。私の場合は、その
ような感じで合格しました。
この過程を、辛抱強く継続できる忍耐力があるかどうかが、合否
を分けるのだとおもいます。
香川のphotonさん、コメントありがとうございます!!
資格取得に慣れている人であれば妙なことは考えないのかもしれませんが、私の身の回りには過去問を勉強していれば類似した問題が出題されて得点できると信じて自分で調べたり、過去問からさらに知識を深めて・・・といった努力をしないで撃沈していった類の人が多いのです。
過去問はあくまでも「出題傾向をつかむ」ためのものであって、そこから自分の苦手なジャンルを見極めたり、知らない知識を虱潰しに調べることが必要なのでしょうね。