ISUPは馴染みが薄いんじゃない?
ども~♪
電気通信主任技術者の勉強は順調ですか?
ちゃんとスケジュールを立てて勉強してますか?
ところで電気通信主任技術者の合格ポイントは、やはり「どれだけ過去問を理解しているか?」に尽きるのではないですかね?
工事担任者の試験とは違い、過去に出題された問題がもう一度出題されるなんてことは皆無に等しいですけど、過去に出題された問題のジャンルからは新しく出題されるので、やはり過去問は一通りやるべきだと思いますよ。
何度か記事に書いたような気がしますが、勉強の方法としては過去問をやって、問題の文章の中に分からない単語が出てきたらそれを調べる!!
どの文章が正しくて、どの文章が間違いなのかが分かれば回答はできるけど、ある程度「なぜその文章が間違っているのか」まで分かるようにする!!
上記の2点をこなせたら、新しく出題された問題でも結構対応できるものですよ。
さて、それでは今日のお勉強のネタはISDNでいきますね
先日の記事でもちょっと触れましたがCCNA/CCNPやテクニカルエンジニア(NW)にチャレンジしたことのある人は、どうもこのISDN関連をノーマークにしがちなので気をつけてくださいね。
「交換」の世界ではISDNは現役の技術なのですから!!
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
ルーチングラベルは、発信号局番号、着信号局番号、信号リンク選択番号から構成される。 | この文章は正しいよ ※Routing Lavel=No.7信号方式において、発着信号局を示すために信号メッセージに含まれるフィールドのこと ※ルーティング・ラベルは、信号メッセージの発信号局コード(OPC)、着信号局コード(DPC)、および信号リンク選択番号(SLS)から構成される。特定の信号リンクに関する信号の場合は、 SLSフィールドに両信号局間の信号リンク・コード(signal link code: SLC)が設定される。信号端局や信号中継局で信号ルートを選択するときは、現在のDPCとSLSが用いられる |
回線番号は、信号メッセージを中継する信号局の番号を示す。 | この文章は間違ってるね ※回線番号(CIC)は、発信局(OP)と着信局(DP)の間に生起する電話呼を一意に識別するために定義されている ※呼を識別してるんだから、信号局を示してるわけじゃないよ。 |
信号リンク選択番号は、ふくそう時の規制における信号送出の優先度番号を示しており、優先度順位により四つに分類される。 | この文章は間違ってるね ※信号リンク選択番号(SLS)は、負荷分散はやってるけど、輻輳の制御はやってないと思う。 |
通常、信号順序逆転を防止するために、一つの呼にかかわる信号は、メッセージ種別を用いて選択した同じ信号回線により運んでいる。 | この文章は間違ってるね ※多分、「メッセージ種別」はそのデータが何のデータなのかを示す1オクテットのフィールドなので、順序逆転とは関係ないと思う。。。 (例えば、応答・閉塞・切断・再開・中断・分割・課金とか・・・・) |
さて、いかがでしたか?
今日のネタはISDNのISUPからの出題でしたがISUPは「ISDN User Port」の略で、簡単に要約すると、音声とデータの通信を統合的に取り扱うための呼制御プロトコルって感じでしょうか?
ちょっとISUPについてイメージしづらかったらISDNの為に存在している「SIP」みたいなプロトコルだってイメージしていただいたら、大体が付くと思います。
(イメージですよ!!イメージ)
ISDN/ISUPあたりの技術も突き詰めるとキリが無いのですがせめて、過去十年分くらいの電気通信主任技術者試験で出題されている用語・技術くらいはさらっと目を通しておいてくださいね
(なるべくこのブログでも紹介しますけどね)
それでは今日はこの辺で
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