IPv4のヘッダとかTOSとかIHLとか
ども~♪
今日の電気通信主任技術者の過去問はIPv4関連ですね。
IPv6の問題が多数出題されている今となっては「今更・・・」な感じもしますけど、しっかりこのあたりも抑えておいて得点源にしたいところですね。
さて、
今日の問題はヘッダフィールドの問題ですけど電気通信主任技術者の問題だけに拘わらず工事担任者やテクニカルエンジニアだとかIT系・通信系の試験では常識の問題ですね。
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
バージョンは4ビット長のフィールドで、IPv4の場合は、10進数で表記すると“4”となる。 | この文章は正しいよ
※コレは、分かりやすくIPv4は“4”で、IPv6の場合は“6”になるです。 |
フラグは3ビット長のフィールドで、IPデータグラムの分割に関する情報を示す。 | この文章は正しいよ
※フラグは3ビットで、分割してもいいか?分割された場合はこのパケットが最後のパケット化?とかを示してる。 |
識別子は、送信したIPデータグラムが要求するサービス品質を表し、優先度の指定、遅延の少ない経路の要求、スループットの高い経路の要求などがある。 | この文章は間違ってるよ
※TOS(Tyoe of Service):サービスタイプ のことか? TOSなら確かに送信しているIPサービス品質を表して、優先度・低遅延要求・高スループット要求がある。(高信頼性要求ってのもある) PROT(Protocol):プロトコルのことを「識別」って呼んだりするけど、コレは8ビットで上位層がどんなプロトコルを使ってるかってのを表してる。(ICMPですよとかTCPだよとか) う~ん、「識別」と「TOS」を引っ掛けた問題だったのかしら? |
インターネットヘッダ長は4ビット長のフィールドで、IPヘッダフィールドの大きさを表す。 | この文章は正しいよ
☆IHL(Internet Header Length):ヘッダ長(ヘッダ自体の大きさを表す)4ビット |
さて、いかがでしたか?
冒頭でも記述したとおり「今更・・・」なのであんまり詳しく書くことも無いのですが、IPv4ヘッダのフィールドそれぞれが何ビットで、どのような役割なのかをしっかり抑えておかないと得点できませんね
このあたりの問題で押さえておくべきポイントは
- 何ビット?
- フィールド名は?(略称も)
- 概要
ってとこでしょうか?(当たり前?)
まぁ、今回の問題はIPv4でしたがIPv6のヘッダとの比較もしっかりやっておかないと今後の得点源にはならないでしょうからそちらもしっかり勉強してくださいね。
それでは、今日はこの辺で
あなたにオススメのコンテンツ!
FaceBookでチェック!
「電気通信主任技術者のススメ」は少しでも学習のお役に立ちましたか?
もしよろしければ、ぜひ「いいね!」していってください。
また何か新しい発見をお届けできるかもしれません。
この記事へのコメントはありません。