LLC副層とかMACとかARPとかRARPとかデータリンク層の問題
ども~♪
今日の電気通信主任技術者のネタはOSI参照モデルのデータリンク層関連の問題ですね。
特に悩むような部分はないと思うので今日もさらっと流しますが、LLC副層・MAC副層ARP・RARPなどのデータリンク層の話題では頻出の用語が出ていますのでしっかり確認してくださいね。
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
MACアドレスは、イーサネットにおいて、OSI参照モデルのデータリンク層の下位副層であるMAC副層に付与されるアドレスである。 | この文章は正しいよ
※データリンク層は大きく二つに分かれるです。 LLC副層=データリンク層の二つの副層のうち上位に位置するものを論理リンク制御副層(Logical Lind Control)という。 MAC副層=データリンク層の二つの副層のうち下位に位置するものを 媒体アクセス制御副層(Media Access Control)という |
IPネットワークの下位レイヤとしてイーサネットを使用する場合には、あて先のIPアドレスを認識していてもMACアドレスを識別していないと通信できない。 このため、ARPを用いて、あて先IPアドレスからあて先MACアドレスを識別している。 |
この文章は正しいよ
※分かってるIPアドレスからMACアドレスを問い合わせるのがARP ちなみに、分かってるMACアドレスからIPアドレスを問い合わせるのはRARP |
ARPテーブルに該当のIPアドレスとMACアドレスのマッピングテーブルがない場合、ARPの要求パケットをユニキャストとして送信し、ARPの応答パケット化らMACアドレスを調べてARPテーブルに登録している。 | この文章は間違ってるね
●あるIPアドレス宛にパケットを送出する場合、マズあて先のUPアドレスに対応するMACアドレスを入手するためにARP要求パケットをブロードキャストとして送信する。 ※・・・単純にARPはユニキャストで送信されるんじゃなくて、ブロードキャストだよってこと。 |
MACアドレスは、一般に、48ビット長の識別番号であり、製品メーカのID番号、メーカが割り当てる固有の番号などが設定されている。 | この文章は正しいよ
※MACアドレスの48ビット中前半でメーカーが識別できて、残りの後半でメーカーが割り当てる固有の番号に鳴って、世界中で一意のアドレスになるです。 |
さて、いかがでしたか?
ARPやRARPとか、MACアドレスは何ビットで構成されていますかなんて問題は大丈夫だと思うんですけど、LLC副層やMAC副層って言葉に馴染みのない人って、結構多いんじゃないですかね?
ちなみにデータリンク層をMAC副層とLLC副層の2つに分けているのはEthernetやToken Ringとかの色んなLAN技術の違いをデータリンク層だけで吸収し、上位のネットワーク層から独立させるためだそうです。
あと、LLC副層とMAC副層それぞれの概要が上の一つ目の文章に掲載されているのでちゃんと目を通してくださいね
それでは、今日はこの辺で
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