面接官「特技はBORSCHTとありますが?」
電気通信主任技術者の勉強法って、毎回言ってるような「過去問」をやって分からないところはネットで調べる・・・ってやりかた以外に何かいい方法はないものですかね?
参考書は当てにならないし・・・
結局「過去問」をこなして、自分の分からないジャンルや苦手分野が分かってきたらその方面の専門書を買うってくらいしかないですよね。
ちなみに、私はセキュリティ関係が苦手だったのでテクニカルエンジニアのセキュリティの参考書を買ってみたり、ネットワークの新しい技術が弱かったので日経ネットワークを定期購読してみたりしましたけどね
とはいえ、何とかお金を掛けずに勉強したいものです。
・・・だって、問題集と受験費用だけで結構な額になるんですからね?
さて、今日のネタは交換です。
BORSCHTの問題ですので、工事担任者試験をパスされた方には軽い問題なのではないでしょうか?
それでは、早速今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
過電圧保護機能が加入者回路に設けられている理由は、加入者ケーブルの心線を伝搬して侵入する異常電圧から、交換機を保護するためである。 | この文章は正しいよ
※BORSCHTのOだね。 |
監視機能が加入者回路に設けられている理由は、発呼や終話の検出の他、ダイヤルパルスや押しボタンダイヤル信号がデジタル通話路を通過できないためである。 | この文章は間違ってるよ
●監視機能が加入者回路に設けられている理由は、発呼や終話の検出のほか、ダイヤルパルスや押し釦ダイヤル信号は、デジタル通話路を通過することができるためのである。 ※BORSCHTのSの話しなんだけど、「デジタル通話路」を通過できないのは電流とか電圧であって、DPとかPBの信号は通過できる。 |
通話電流供給機能が加入者回路に設けられている理由は、通話電流の供給の他、ダイヤルパルス受信時などに必要な直流電流を供給するためである。 | この文章は正しいよ
※BORSCHTのBだね。 |
加入者線試験機能が加入者回路に設けられている理由は、試験のための信号や電流がデジタル通話路を通過できないためである。 | この文章は正しいよ
※BORSCHTのTだよ。 |
さて、いかがでしたか?
BORSCHTの問題は電気通信主任技術者の試験だけに限らず交換機系を取り扱う試験であれば必修の項目ですけど今まであまり交換機になじみのない方にはBORSCHTって言われてもピンと来ないですよね?
簡単にBORSCHTについて解説を付け加えるとBORSCHTは交換機が備える機能の頭文字を並べたもので、それぞれ
Battery feed・・・電源供給
Overvoltage protection・・・過電圧保護
Ringing・・・呼出信号
Supervision・・・監視
Coding・・・符号化
Hybrid・・・2線・4線 変換
Testing・・・試験
・・・って感じですね。
まぁ、電気通信主任技術者の試験攻略方法を考えたり勉強法を考えてみたりに時間を費やすのも良いですけど、この辺の基本的なところはちゃんと押さえてから勉強法などの探求をしましょうね
それでは、今日はこの辺で
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