タスクとかマクロとか電話用デジタル交換機のタスク実行制御プログラムの問題
今日の電気通信主任技術者のネタは電話用交換機の問題ですね。
デジタル交換機の実行制御プログラムについての記述の正誤を判断する問題です。
「交換機の・・・」というより「タスク」や「マクロ」とか「テーブル」「トランスレーション」などの用語の意味をわかっていたら交換機になじみの無い人でもそれほど苦労する問題では無いですね。
落ち着いて問題を読んでいれば自ずと答えが見つかるタイプの問題です。
それでは、今日のネタはコチラ↓↓
問題文章 | ワンポイント |
---|---|
タスクは、トランクや通話路の捕捉などの基本的な処理を行うタスクマクロからなる。 | この文章は正しいね
☆タスク=処理の実行単位 ☆マクロ=特定の操作手順をプログラムとして記述して自動化する機能・複数の機能や意味をまとめて扱えるようにしたもの ※交換機のタスクには基本的な動作の一連の処理を複数にまとめたマクロ・・・タスクマクロがある。 |
各タスクマクロを順次実行するのは、タスク実行制御部である。 | この文章は正しいよ
☆タスクマクロ実行制御部=順次タスクマクロを実行する |
一つのタスクの実行に必要なタスクマクロを実行順序に並べたテーブルは、タスクテーブルといわれる。 | この文章は正しいよ
☆タスクテーブル=タスクマクロを実行準に並べたテーブル |
タスクマクロを順次読み出し、解釈しながらタスクマクロ本体に制御を移して処理を実行する方式はプリトランスレーション方式といわれる。 | この文章は間違ってるね
☆プリ=前に・事前に ※プリトランスレーションは、事前に翻訳(解釈)って意味になるので「順次読み出し」ではない。 |
さて、いかがでしたか?
正直な所、この実行制御プログラムの知識などは交換機を取り扱う業種の人間でもそれほど意識する必要は無いんですよね・・・・
私自身も長らく交換機に携わる業務に従事してますけど「実行制御プログラム」なんて意識したことは無いです!!
でも、まぁ今回の問題に限ってはタスク・マクロ・トランスレーションなどの用語って交換機だけに限らず、デジタルの世界では極基本的な用語なんですから、ある程度言葉の意味くらいは覚えておきましょうね♪
それでは今日はこの辺で
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